念願の、W大阪に宿泊してきました。
超活動的で有名な(笑)ヴォンヴォイ星人の方々が、開業早々沢山の情報を上げておりますので
説明がそちらで…と言いたいところですが、久々のLux系ホテルステイ。いつも通りレポートいたします。
心斎橋の北側、外資系高級車のショールームや宝飾ブランドが立ち並ぶ御堂筋沿いに3月開業。
御堂筋沿いのエントランスはウォークイン専用ですが、
昼下がりのチェックイン時間から夕方しか入る事が出来ないようです。
イベントがある時なども開放されるのでしょうか?
裏手に回ります、側面には鉄板焼の『MIDO』。
外からも直接入る事が出来ます。他には御堂筋沿いにパティスリーカフェ『MIXup』も。
裏手に回りました。敷地めいいっぱい使用した低層フロア(1~4階)に
ロビーやダイニング・スパ・フィットネスなどのパブリックスペースが集約されております。
4層といえども、周囲の建物と比べると8階建てぐらいの高さがありますね。
裏手の路地が、車寄せのあるメインエントランス。
お決まりのWオブジェはシルバーの球で表現。
車寄せは、ピンクのライン照明が仕込まれた壁面。
天井の黒く艶のある天井に反射して、Wらしいクラブのような演出に。
エントランスを入ると、小さめのウェルカム・ウェイティングエリア。
スタッフの数・挨拶や御用聞きの配慮も十分過ぎるほど。エレベーターのボタンまで押してくれる…
Wはスタッフの接客もフランクなイメージですが、流石はおもてなしの国ジャパン。
コンサバなLuxホテル並みのお出迎えでございます。
ピラミッド型の角錐が下がる天井が強烈ですね。
さらに強烈なのが、御堂筋側からのピンクのトンネル。
こちらのホテルを象徴するような存在です。
スチールパネルを円形に切り抜き、裏から照明を当てた仕掛け。
さらに円形の中にはランダムに角度を変えたプレートが入っており、非常に凝っています。
外に通じる自動ドアは黒いスモークが貼られており、閉じるとピンク色が増し
開くと外光が入り込み白っぽくなります。
トンネル開放中は、皆さん撮影されるので綺麗に撮るタイミングが難しい~
エレベーターの中はライン照明が点滅し、物理的にも気持ち的にも上昇感を高めます♪
Wフロアと呼ばれる3階へ到着です。
こちらは、ロビー・レセプション・メインダイニング・ラウンジバーが集まるフロアです。
エレベーターから降りてすぐ左手の奥がレセプション。
プリーツの入ったシアーカーテンで囲われた空間に、流線型のカウンターと天井のペンダントがかなり印象的。
映えまくりですな〜早朝や夜遅くの業務が落ち着く時間帯に撮影許可を取ると、
快く応じて下さいます。なんとバックヤードに隠れていただきました、すみません…
こちらはコンシェルジュカウンター。
背面の、デフォルメされたW流のこけしが並びます。
ロビーの真ん中にはバーカウンター。
天井から神社やお祭り、神輿の灯籠を模した照明がびっしりと下がっております。
窓側には、子供のプレイランドやレゴブロックのように、カラフルなチェアが並びます。
テラス席もありますが、3階なので眺望はありません。こちらのホテル、
最近の高層系Luxホテルには珍しい、パブリックエリアやダイニングが最上層に無いホテル。
窓際の天井には、大阪の街中のネオンサインをイメージした照明。
Wブランドらしい遊び心が随所に見られるインテリアですが、今まで泊まってきた
アジア各都市のWと比べると、良く言えば"落ちついた・今風な" 悪く言えば、"予算を抑えた" 作りですね。
中国の各都市のWなんかもうやりたい放題。ギンギラ派手派手ですから〜
あまり派手過ぎ無いというのは、日本人の感覚に合わせているのかしら?
ちなみに建物自体は安藤忠雄監修と、計画発表前はさかんに言われておりましたが…
シャープな直方体の外観以外、安藤氏らしいデザインは全く感じられません。
Wブランドとの親和性も低いでしょうし…
とにかく、天井から壁からプリーツのシアーカーテンを下げまくっており、
わぁ〜上手い事やるなと思います。
お高い大理石や天然石、凝った金属版やオブジェを貼る事無く、塗装仕上げの壁の前に吊るして
間接照明を当てるだけで今っぽいしフォトジェニックでロマンティックなんだもの。私はカーテン好き派(笑)
これだけの長さ・高さの布に折り目をつけたり防炎処理を施したり・・・で、意外とお高いのかも??
こちらもスタッフの配置は十二分。バーラウンジ営業時間中は目が合えば挨拶されたり寄って来られたりで、
何もせずぶらぶらしたり休んだりしにくい雰囲気です。
ロビーの一画にはWおなじみのブティックも。
待ち合わせた友達と話しながら歩いていたら、床のワンちゃんを蹴ってしまいました…
スタッフは、『この子は暴れん坊なんで』と。Wらしくていいわ〜(笑)
客室へのエレベーターは、地上からのエレベーターを降りて右手。
ちなみに手前を右に曲がると、ひっそりと寿司ダイニングがあるようです。
商店建築で平面図を見て、初めて気が付きました。
どちらのエレベーターもレセプションから一直線上に見渡せますので、
カウンターに居るスタッフから挨拶されます。
上層階にはダイニングやバーはございませんので…何をしているかはバレバレよ(笑)
お部屋までの案内はありませんが、リクエスト通り13時過ぎにはお部屋を用意していただいておりました^^
客室専用のエレベーターは4基です。こちらの中はかなりシンプル。
客室フロアのエレベーターホールです。
ボタンに何かしら仕掛けがあるWですが…大阪は頭上にもボタンがあると見せてかけて実はフェイク。
上下の行き先表示ランプでした。
廊下は中央のホールからH型に延びていました。
波型を表したような柄のカーペットが、和を意識しているのでしょうか?
こちらもダークな色使い、片側は凹凸のあるアルミパネル。
扉は木目、丸いランプだけがWぽいですね。ここまで来ると、オートグラフコレクションとの差は何…?
ちなみに、廊下・客室共奇数階のポイントカラーはピンク。偶数はブルーらしいです。
私はピンク好きなので、奇数階で良かった♪
客室へ入る前に、2階のと呼ばれるイベントスペースをご紹介。
エレベーターを降りるとホワイエ。
奥に進むと、カラーステンレスの柵がアーティスティックな螺旋階段。
降りると1階のアライバルロビーです。
私が階段を降りたあと、立ち入り禁止のテープが置かれていました…ごめんなさい。
まぁ、用も無いのにウロチョロすなという話ですが…
こちらの空間も、北欧テイストっぽくて素晴らしいんですわ。
多分、日本の屋根組をイメージしているんでしょうが・・・照明と家具・カーペットが北欧風。
チャペルもありました。Wだとこんな仕上りになるのね〜
次回は客室のご紹介です。
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